2006.07.10

米原万理さん『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』 (7/10)

米原万理さん『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を読み終わりました。すべての人に読んで欲しい本です。

戦争の理不尽さに対する「怒り」と、人を差別してしまう「哀しみ」、そして長い間をえて変わらない友情と人間の努力への可能性の「喜び」、そんな3つの物語をおさめた本です。

勉強不足で物語の背景となっているプラハやその周辺国のことを知らないので、時間ができたら調べるつもりです。

404 Blog Not Found:友人三色
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50535075.html
経由でこの本に出会うことができました。感謝。

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2005.10.02

『のだめ』、面白い!(10/2)

『のだめカンタービレ』、面白いですね!先日初めて『のだめ』の存在を知りましたが、一気に1巻から13巻まで読みきってしまい、数周目に入っています。読み直すたびに細かいギャグが見つかるので楽しいです。ただ、作中に出てくるクラシック音楽がすべて手元にあるわけではないので、曲名だけでは雰囲気が分からない曲も多いのですが。これからクラシック音楽もちゃんと聴きなおそうと思っています。まずはBeethovenからですかね。

13巻まで読んでしまったので、早く次が出ないかなぁ、と見返したら4ヶ月に1巻のペースで出ているようですね。(11巻1月、12巻5月、13巻9月)
うーん、9月に13巻が出たばかりなので、今度は来年の1月かなぁー。
ストーリーもまだまだ終わる気配を見せず、新しい展開を見せているので楽しみです。


…、それにしても「少女漫画(?)」なんて初めて買いました。ああ、恥ずかしかった。幸いにして1巻から13巻まで平積みされていたので、速攻ですくいとりレジを向かうことができましたが。
あわせて『動物のお医者さん』も全巻「大人買い」しましたが、こちらも面白かったです。

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2005.09.10

『りんごは赤じゃない』、読了。すばらしい!(9/10)

こんな本が出ていたなんて知りませんでした。朝日のページ(asahi.com: 「偉いねー」ほめる美術教育の記録 早川義夫さん - ポケットから - BOOK http://book.asahi.com/pocket/TKY200507130191.html)で知りました。

あまり期待せずに読み始めたのですが、一気に読んでしまいました。

「夜回り先生」にも通じる「こどもをひとりの人間として尊重する」という姿勢が参考になります。これは今の「おとな」にも通じるのでしょうが。

■参考:
Amazon.co.jp: 本: りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104544019/


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2005.08.29

面白い!『雨にもまけず粗茶一服』松村栄子、読了 (8/29)

  『雨にもまけず粗茶一服』、面白かったです。夏目漱石の『坊っちゃん』と『Shall we ダンス?』をあわせた感じ?(どんな感じだ…)

『坊っちゃん』を連想させたのは、主人公が東京をはなれ、地方でのカルチャーギャップで苦労する、という設定と「奈彌子」という名前や、袴が多く登場することから。(後で知ったのですが、新聞の連載小説だった、という点も)

いやはや、面白かったです。一気に読んでしまい、最後は読み終わるのがもったいなかったです。こんな面白い小説を今頃読むなんてなにをしていたんでしょう。

本書をあらためて読もうと思ったのは「本の雑誌」のサイトでの

作家の読書道:第36回 恩田陸
http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi36.html

恩田: 松村栄子さんの『雨にもまけず粗茶一服』は"茶道成長小説"で、楽しかった。『ダ・ヴィンチ・コード』も読みましたよ。超ハリウッド的だけれど面白かったですね。

という発言から。『ダ・ヴィンチ・コード』なんかよりも何百倍も面白かったですけどね、『雨にもまけず粗茶一服』のほうが。

■参考:
Amazon.co.jp: 本: 雨にもまけず粗茶一服
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838714491

今月の本の雑誌 2004/10号
http://www.webdokusho.com/honshi/zassi-kongetu0410.html

異色の青春小説『雨にもまけず粗茶一服』がいいぞ  北上次郎

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2005.07.11

筒井康隆『笑犬樓の逆襲』 読了 (7/9)

ひさしぶりに(エッセイでしたが)筒井康隆の本を読みました。エッセイの面白さとは別に、各エッセイの回でテーマをいかに読者に伝えるかというしっかりとした明確な方法や意図が感じられるのは、さすがにひとりよがりな純文学などではなく、読者と向き合ったエンターティメントを書いてきた作家ですね。そこらの「エッセイスト」とは格が違う「プロの仕事」でした。(内容の面白さとは別ですが)

次は筒井康隆の『愛のひだりがわ』を読んでみたいと思っています。





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2005.07.02

『 日本再見録~ヘンリー君の現代日本ウォッチング! 』 ヘンリー・F・マクブライト、読了 (7/1)

W.C.フラナガンの類いかと思ったら、そうではない様子。日本人代表としてのヤマシタさんがきいてますね。

以前から読もうと思ってリストにはあげていたのですが、はて、どこでこの本のことを知ったのかしら?本の雑誌 2002年11月号に掲載はされているのですが???

『日本再見録~ヘンリー君の現代日本ウォッチング!』著:ヘンリー・F・マクブライト、訳:林望


 




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2005.06.15

北村薫『続・詩歌の待ち伏せ』読了(6/15)

北村薫『続・詩歌の待ち伏せ』読了。いつものことながら、北村氏の感性の豊かさには脱帽。ひとつの作品を読んでもこんなに色々なことが感じ取れるとは、同じ本を読んだ普通の人にくらべて何倍も得をしているだろうな。この感性の豊かさが少しでも私にもあれば…。

  • 44ページ:他の本で北村薫の先生時代に生徒にラーメンズがいた、との記述がありましたが、『続・詩歌…』でラーメンズの舞台を見たこと、片桐仁と対談の企画が持ち上がったことが書かれています。北村氏曰く「舞台を見ていると「天才だよなあ」と口に出してしまいます。」とのこと。
    「私と円紫師匠シリーズ」の最初のエピソードで、私が廊下であくびをしていたら、「辰巳芸者」の話の後に、在学生代表で円紫師匠と対談をすることに…、ということを思い出させる話です。

Amazon.co.jp: 本: 詩歌の待ち伏せ (続)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163668500




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2005.05.21

『文学賞メッタ斬り!』読了(5/15)

大森 望, 豊崎 由美 『文学賞メッタ斬り!』読了。面白いんだけど、トーンが終始同じなので後半になると飽きてくるという…。でも面白い本ですよ。


Amazon.co.jp: 本: 文学賞メッタ斬り!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891946822

 




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『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン、読了 (5/16)

北村薫『ミステリ十二か月』(5/3の日記) 42ページ経由、で『星を継ぐもの』読了。

冒頭の「ツカミ」の謎は強烈で魅力的。ひさしぶりにコテコテ?のSFを読みましたが面白かったです。

Amazon.co.jp: 本: 星を継ぐもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448866301X

Amazon.co.jp: 本: ミステリ十二か月
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2005.05.03

北村薫『ミステリ十二か月』読了 (5/3)

北村薫『ミステリ十二か月』読了。うーん、ミステリに対しての愛情あふれる語り口なので、思わずルパンやクイーンなどをもう一度読み返してみようかと思い、とりあえず枕元には積み上げておきました。

とりあえず、245ページの有栖川氏との対談で小林信彦さんの名前が出てきて、お二人から「大統領の晩餐」と「紳士同盟」の名前が出ていたので、この2冊(と「紳士同盟ふたたび」)は一気に読み返しました。「紳士同盟」は好きな作品なのですが、今まで「オヨヨ大統領」シリーズはあまり好みではなく「大統領の晩餐」もまじめに読み返したことがなかったのですが、今回読み返したら、シンプルなギャグの積み重ねが絶妙ですね。あとの「ちはやふる奥の細道」(傑作!)に通じる「ギャグだけで出来た」小説ですね。って、ミステリとしてなら、私はこの2冊より神野推理氏のシリーズの方が好きなのですが… (^^;

って、北村薫氏も有栖川有栖氏も守備範囲広すぎ。本格ミステリからこんな「大統領の晩餐」(「紳士同盟」は薬師丸ひろ子さんで映画化されているので別として)のような変化球まで出てくるなんて。

Amazon.co.jp: 本: ミステリ十二か月
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Amazon.co.jp: 本: 大統領の晩餐
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Amazon.co.jp: 本: 紳士同盟
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101158053

Amazon.co.jp: 本: ちはやふる奥の細道
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101158150



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